ECW METHOD
PROCESS
ECW工法について
・独自の硬化剤注入システムで排出泥土を削減
・環境にもコストにも配慮したソイルセメント工法ECW
建築物や地下ライフラインの基礎整備に欠かせない山留工事。
安全な工事を支える一方で、大量に使用する硬化剤、 それに伴って発生する建設汚泥が問題となっています。
最終処分場が逼迫し、不法投棄が大きな社会問題化する現在、 使用材料や排出泥土をいかに低コストで
削減するかが、これからの山留工事の課題です。
ECW工法は、特別な機械設備や薬剤を必要とせず、 硬化剤の注入方法を見直すことにより、 建設汚泥を低減し硬化材料も削減。
「コスト縮減」と「環境保全」を同時に実現する 画期的な柱列式ソイルセメント壁工法です。
増え続ける建設汚泥。その発生抑制が求められています。
建設廃棄物の排出量(万トン)
品目別建設廃棄物の排出量
(平成30年度建設副産物実態調査結果)
建設廃棄物の最終処分場(万トン)
品目別最終処分量
(平成30年度建設副産物実態調査結果)
※実態調査は5年ごとです。
建設廃棄物の排出量(万トン)
品目別建設廃棄物の排出量
(平成30年度建設副産物実態調査結果)
建設廃棄物の最終処分場(万トン)
品目別最終処分量
(平成30年度建設副産物実態調査結果)
※実態調査は5年ごとです。
建設廃棄物の再資源化が進められ、リサイクル率は90%を超えていますが、新規の最終処分場建設が難しいため一層のリサイクル向上と「発生抑制」が求められています。
ECW工法の特長
ECW METHOD
4 REASONS
ECW工法 4つの特長
REASON 01
CO2削減
排出泥土搬出用及び使用硬化材料の運搬回数を大幅に削減出来るため、工事箇所周辺の振動・騒音公害を低減できるとともに、搬送に伴う二酸化炭素の発生量を削減できます。
建設汚泥を現用化することで最終処分状の逼迫、不法投棄などの環境保全対策に寄与できます。
従来工法とECW工法のCO2排出量比較
REASON 02
排出泥土/硬化剤を削減
効率的な硬化材料の注入手法により、従来工法に比べて排出泥土量を約50%以上低減できます。
使用硬化材料及び用水量を30%以上削減できます。
従来工法(ソイルセメント工法)
従来工法の注入方式は削孔開始時点から削孔対象土当たりの注入硬化液を混合攪拌しています。
一方、ECW工法は注入区間対象土あたりの注入混合液を混合攪拌し、造成ソイルセメントの体積膨張を利用して造壁しているため、 硬化剤の使用量を大幅に低減するとともに、排出泥土(建設汚泥)も大幅に低減することが可能になりました。
ECW工法
ECW工法は、
発生泥土を従来工法の約半分に抑えることができます。
REASON 03
優れた経済性
建設汚泥運搬処分費が最大50%以上低減できます。
硬化材料費及び用水費が最大30%以上削減できます。
特別な機械経費(減容化プラントなど)が不要です。
5軸削孔機(φ550~φ650)の1set当たりの施行量が、従来工法の3軸削孔機(φ550~φ650)の2倍となり
工期が短縮されるため削孔工費が大幅に削減できます。
REASON 04
適用地盤
従来のソイルセメント連続壁の先行削孔併用式によっても困難であった玉石層、岩盤層の削孔が容易かつ確実に施工できます。
硬質地盤での単軸オーガの孔曲がり、多軸錐軸の削孔・引き上げ不能による地中残置、芯材挿入精度不良などの問題を解決しました。
A S S O C I A T I O N
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