ECW METHOD
PROCESS
工法の種類・造壁手順
Emax-7
Emax-7 とは、製紙会社から発生する副産物(製紙かす)が原料の98%を占めるリサイクル製品です。
成分は紙繊維(セルロース)、無機質填料(タルク、炭酸カルシウムなど)により構成されており、安全性に優れた天然素材の製品です。
ソイルセメント壁の硬化液添加材として使用することにより、強度のばらつきの少ない高品質な柱列壁が製造可能で、 硬化液注入量・建設汚泥発生量も大幅に削減することができるリサイクル繊維質添加材です。(製品特許公開中)
使用効果
以下の効果により、硬化液・建築汚泥の削減が可能で、さらにソイルセメント壁の品質向上を図ることが可能な今までにない画期的なリサイクル材料です。
- ◎逸泥・逸水防止効果
- ◎均一性(上部・下部での強度ばらつき)の向上
- ◎減水効果による強度・止水生向上
- ◎均一性による芯材建込み時の挿入生向上
- ◎減水効果による硬化液の削減、建設汚泥の削減
品質特性
外 観 |
灰褐色粒状 |
---|---|
真比重 |
2.00~2.20 |
溶解性 |
攪拌することにより水に分散する |
荷 姿 |
フレコンバッグ500kg詰 |
臭 気 |
特有臭 |
P H |
水溶液はアルカリ性を示す |
取り扱い |
吸湿性があるため、地面に直起きしないこと。 破裂防止のため製品を投げ積みしないこと。 防護眼鏡、ゴム手袋等を着用すること。 品質保持のため、開封後はなるべく早く使用すること。 |
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使用期限 |
製造月より3ヶ月以内を目安とする ※一度開封したものは、使い切ること。 |
保管方法 |
直射日光を避けた冷暗所にて保管すること。 品質保持のため、できるだけ保存条件(湿度・温度)の良いところに保存すること。 |
使用方法
専用分散機を設置した水槽(20㎥)、Emax-7(フレコンバッグ500kg詰)を投入攪拌後、モルタルプラントに硬化材練水として使用します。
※注1上表の基準配合は設計基準強度0.5N/㎡、透水係数10⁻⁶cm/secクラスを想定した配合で、粘土地盤および、特殊土は室内試験などにより事前に配合検討を行う必要がある。
※注2硬化材配合の設定は上表の土質別標準配合を加重平均するものとする。
※注3水セメント比は一般的な値を示し、現場におけるソイルセメントの混練性・芯材の挿入性によっては変更する場合がある。このことを想定し、工事着手前の室内試験では、基本配合のほかに水セメント比を変化させ、数種類の試験を行っておくことが望ましい。
※注4上表配合はECW工法システムでの配合を示し、当工法以外でのソイルセメントへの使用は対象外となります。
安全性
土壌汚染にかかわる環境基準(平成3年8月23日環境庁告示第46号)に準拠した溶出検査により、基準値以下となっており、安全性に優れております。
A S S O C I A T I O N
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