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ECW METHOD

PROCESS

工法の種類・造壁手順

ECW-Ⅱ型 造壁手順

多軸式ソイルセメント壁

適用地盤 : 一般地盤・砂礫地盤から軟岩Ⅰ

5 軸 式
削 孔 径
 : φ550mm~φ650mm

3 軸 式
削 孔 径
 : φ850mm~φ1100mm

削孔混練時に排泥区間を設定し排泥区間は貧配合の削孔液で削孔し、排泥区間下の注入区間から硬化液の注入混練攪拌を行うことにより、建設汚泥としての排出泥土量の低減および硬化材量の削減を可能としました。

施工方法には標準方式、先行削孔併用方式および先導・先行削孔方式があります。

ECW-Ⅱ型の適用削孔経と削孔深度

ECW-Ⅱ型の適用削孔経と削孔深度

5軸削孔機(φ550~φ650)の1set当たりの施行量が、

従来工法の3軸削孔機(φ550~φ650)の2倍となり、工期が短縮されるため削孔工費が大幅に削減できます。

PROCESS

ECW-Ⅱ PROCESS

造壁手順

ECW-Ⅱ型造壁手順
STEP1(排泥区間作業)
排泥区間作業

注入区間の対象土に硬化液を注入した場合にソイルセメントの膨れ上がりが削孔開始地点まで上昇してくる、注入開始地点から削孔開始地点までの範囲を排泥区間とし、この区間の原位置土は注入区間作業で地上部に排出されます。 この排泥区問は貧配合注入液で削孔を行います。

STEP2(注入区間作業)
注入区間作業

注入区間削孔開始地点から硬化液の注入を開始し所定深度まで削孔攪拌を行い、最深部で反復攪拌を行います。引き続いて引き上げ注入攪拌を行い、注入区間の作業を完了させます。 注入区間作業に伴い排泥区間にある原位置土は注入圧により上部に押し上げられ、大部分が地上に排出されます。

STEP3(再攪拌区間作業)
再攪拌区間作業

注入区間作業の完了に伴い地上部まで引上げられた削孔装置から硬化液を噴射しながら注入区間開始地点まで再攪拌を行います。 この時の硬化液注入量は残留原位置土量(注入区間硬化液注入量の20%相当)を注入対象土とした硬化液注入量を吐出しながら混練攪拌を行います。

A S S O C I A T I O N

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